【G19202303】 地域包括ケアシステムにおける薬物治療学~薬剤師が実践する疾病管理~シリーズ②  統合失調症

開講済

講座概要

講座番号 G19202303
日程 2023/09/14~09/28 (全2回)
曜日
時間 19:30~21:30
受講料 2,500 円
定員 35 名
会場 オンライン
講師 黒沢 雅広
赤川 圭子
篠内 良介
山元 俊憲
田中 佐知子
小川 路代
富山 弘野

講座内容

地域包括ケアシステムにおける薬物治療学シリーズは、エビデンスに基づく薬物治療を学び、個々の患者に適した薬学管理、疾病管理及び服薬管理について参加型形式で学習します。ZOOMのカメラをオンにして、ご参加いただきます。

シリーズ2は「統合失調症」をテーマに2回構成で学びます。
日本での統合失調症の患者数は約80万人といわれています。生涯のうちに統合失調症を発症する人は全体の人口の0.7%と推計されます。100人に1人弱。決して少なくない数字です。先生方は、統合失調症の患者さんと、どのように関わられていますか?
統合失調症のガイドラインを理解することで、標準治療(薬物の選択基準など)を把握し、そして限界を知りましょう。

本講義・演習を参加型で体験することにより、統合失調症の薬物治療に薬剤師として係るために必要な、以下の実践力を醸成していただきたいと思います。

□担当する患者さんに行われている薬物治療を、患者さんに理解していただきながら、患者さんと一緒に有効性と安全性をモニターできる。
□実施されている薬物治療が上手くいっていることを、患者さんに体感していただく。
□非薬物療法(セルフケア)の指標を知る
□患者の印象に残る(行動変容につながる)具体的なアプローチを共有する

1回目 講義概要
・疫学・生理・病態生理
・診断までの流れ
・代表的な薬物療法・非薬物療法(生活習慣の改善など)
・リスク因子(薬物を含む)
・治療に使用される医薬品とその特徴(使用上の注意など)
・最新の論文報告 など
※使用予定のガイドライン:「統合失調症薬物治療ガイドライン 2022」

(自己学習)ガイドラインを応用するための知識の整理:疾病管理表(マスターSOAP)の作成

2回目 流れ
・作成した疾病管理表の確認(小グループで10分程度)
・症例解析に必要な知識の確認
・症例解析(1~2症例)
※即応的に症例解析を行い、参加者全員で一つのSOAPにまとめます。
※随時、該当領域に臨床で携わる医師・薬剤師からのコメント有り

講座スケジュール

日程 時間 内容 講師
1 2023/09/14(木) 19:30~21:15 疾病・服薬管理(統合失調症)をガイドラインより学ぶ 黒沢 雅広
赤川 圭子
篠内 良介
山元 俊憲
2 2023/09/28(木) 19:30~21:30 統合失調症の症例解析で実践的な薬物治療を学び、患者への応用を考える 黒沢 雅広
赤川 圭子
篠内 良介
山元 俊憲
田中 佐知子
小川 路代
富山 弘野

備考

認定単位:昭和大学薬学部薬剤師生涯研修認定 2単位

申込方法:右上の申込フォームにアクセス、必要事項を入力の上、
2023年9月4日(月)までに登録して下さい(先着順)。

●参加募集定員に達し次第、申込受付を終了させていただきますので予めご了承下さい。
●登録が完了しますと、指定いただきましたメールアドレスに、事務局より受講料振込みのご案内等を
送信させていただきます。受信後10日以内のお振込みをお願いいたします。


お問合せ先
E-mail:kensyu@pharm.showa-u.ac.jp
ホームページ:https://www.showa-u.ac.jp/education/cptc_pharm/index.html
主催:昭和大学薬学部
共催:昭和大学大学院薬学研究科/昭和大学薬学部同窓会

講師紹介

黒沢 雅広 (クロサワ マサヒロ)
昭和大学薬学部准教授、昭和大学附属烏山病院薬局長
赤川 圭子 (アカガワ ケイコ)
昭和大学薬学部社会健康薬学講座社会薬学部門 講師
篠内 良介 (シノウチ リョウスケ)
昭和大学 薬学部 基礎医療薬学講座 薬理学部門 助教
山元 俊憲 (ヤマモト トシノリ)
昭和大学 名誉教授
田中 佐知子 (タナカ サチコ)
昭和大学薬学部 客員教授
小川 路代 (オガワ ミチヨ)
薬局薬剤師
富山 弘野 (トミヤマ ヒロノ)
薬局薬剤師

開講済