【G19202306】 地域包括ケアシステムにおける薬物治療学~薬剤師が実践する疾病管理~シリーズ③  全身性エリテマトーデス(SLE)

開講済

講座概要

講座番号 G19202306
日程 2023/11/09~11/30 (全2回)
曜日
時間 19:30~21:30
受講料 2,500 円
定員 35 名
会場 オンライン
講師 赤川 圭子
篠内 良介
山元 俊憲
田中 佐知子
小川 路代
富山 弘野
吉川 雅之
磯崎 健男

講座内容

地域包括ケアシステムにおける薬物治療学シリーズは、エビデンスに基づく薬物治療を学び、個々の患者に適した薬学管理、疾病管理及び服薬管理について参加型形式で学習します。ZOOMのカメラをオンにして、ご参加いただきます。

シリーズ3は「全身性エリテマトーデス(SLE)」をテーマに2回構成で学びます。

国内には、約6~10万人のSLEの患者さんがいると推定されています。SLEを発症する人の男女比は1:9と圧倒的に女性が多く、中でも20~30歳代と、妊娠可能な年齢の女性に発症しやすい病気です。先生方は、SLEの患者さんと、どのように関わられていますか?

SLEのガイドラインを理解することで、
標準治療(薬物の選択基準など)を把握し、そして限界を知りましょう。

本講義・演習を参加型で体験することにより、SLEの薬物治療に薬剤師として係るために必要な、
以下の実践力を醸成していただきたいと思います。


□担当する患者さんに行われている薬物治療を、患者さんに理解していただきながら、患者さんと一緒に有効性と安全性をモニターできる。
□実施されている薬物治療が上手くいっていることを、患者さんに体感していただく。
□非薬物療法(セルフケア)の指標を知る
□患者の印象に残る(行動変容につながる)具体的なアプローチを共有する


1回目 講義概要
・疫学・生理・病態生理
・診断までの流れ
・代表的な薬物療法・非薬物療法(生活習慣の改善など)
・リスク因子(薬物を含む)
・治療に使用される医薬品とその特徴(使用上の注意など)
・最新の論文報告 など

※使用予定のガイドライン:「全身性エリテマトーデス診療ガイドライン2019」

(自己学習)ガイドラインを応用するための知識の整理:疾病管理表(マスターSOAP)の作成

2回目 流れ
・作成した疾病管理表の確認(小グループで10分程度)
・症例解析に必要な知識の確認
・症例解析(1~2症例)

※即応的に症例解析を行い、参加者全員で一つのSOAPにまとめます。
※随時、該当領域に臨床で携わる医師・薬剤師からのコメント有り

講座スケジュール

日程 時間 内容 講師
1 2023/11/09(木) 19:30~21:15 SLEをガイドラインより学ぶ 赤川 圭子
篠内 良介
山元 俊憲
磯崎 健男
吉川 雅之
田中 佐知子
小川 路代
2 2023/11/30(木) 19:30~21:30 疾病管理表をもとにした症例解析(グループワーク) 赤川 圭子
篠内 良介
山元 俊憲
田中 佐知子
小川 路代
富山 弘野
磯崎 健男
吉川 雅之

備考

認定単位:昭和大学薬学部薬剤師生涯研修認定 2単位

申込方法:右上の申込フォームにアクセス、必要事項を入力の上、
2023年11月5日(日)までに登録して下さい(先着順)。

●参加募集定員に達し次第、申込受付を終了させていただきますので予めご了承下さい。
●登録が完了しますと、指定いただきましたメールアドレスに、事務局より受講料振込みのご案内等を
送信させていただきます。受信後10日以内のお振込みをお願いいたします。


お問合せ先
E-mail:kensyu@pharm.showa-u.ac.jp
ホームページ:https://www.showa-u.ac.jp/education/cptc_pharm/index.html
主催:昭和大学薬学部
共催:昭和大学大学院薬学研究科/昭和大学薬学部同窓会

講師紹介

赤川 圭子 (アカガワ ケイコ)
昭和大学薬学部社会健康薬学講座社会薬学部門 講師
篠内 良介 (シノウチ リョウスケ)
昭和大学 薬学部 基礎医療薬学講座 薬理学部門 助教
山元 俊憲 (ヤマモト トシノリ)
昭和大学 名誉教授
田中 佐知子 (タナカ サチコ)
昭和大学薬学部 客員教授
小川 路代 (オガワ ミチヨ)
薬局薬剤師
富山 弘野 (トミヤマ ヒロノ)
薬局薬剤師
吉川 雅之 (ヨシカワ マサユキ)
昭和大学薬学部病院薬剤学講座 講師
磯崎 健男 (イソザキ タケオ)
昭和大学 薬学部 臨床薬学講座 臨床病態学部門 教授

開講済