【2025102】 映画に見る「ディストピア」  ~アメリカ人はどうして自分たちの国が亡びる姿を見たがるのか?~

受付終了

講座概要

講座番号 2025102
日程 2025/04/07~06/09 (全3回)
曜日
時間 18:00~21:00
受講料 10,000 円
申込締切日 2025/03/20
定員 70 名
会場 旗の台キャンパス
講師 内田 樹

講座内容

映画を観て、その背景に伏流する歴史的な状況について考察する「映画論」シリーズの5期目です。今期は「ディストピア」をテーマにします。ディストピアを描いた文学作品にはジョージ・オーウェルの『1984』、オルダス・ハクスリー『すばらしい世界』などがありますが、これらは「科学が発達して、過剰に管理された世界」であって「野蛮な世界」ではありません。しかし、ハリウッド映画が好んで描くのは文明が崩壊し、「万人の万人に対する戦い」をひきした世界です。どちらも人間が住めない世界であることに変わりはありませんが、その違いは何なのでしょう?「ディストピアとは何か?人はどんな理由でディストピアを描くことに固執するのか?」について映画を見て、分析してみたいと思います。

◆対象
・映画が好きな方

講座スケジュール

日程 時間 内容 講師
1 2025/04/07(月) 18:00~21:00 『マッドマックス2』 講義・質疑応答 内田 樹
2 2025/05/12(月) 18:00~21:00 『華氏451』 講義・質疑応答 内田 樹
3 2025/06/09(月) 18:00~21:00 『猿の惑星』 講義・質疑応答 内田 樹

備考

・最少催行人数に達しなかった場合は、中止となる場合がありますので、ご了承ください。

教材・推奨参考図書

特になし

講師紹介

内田 樹 (ウチダ タツル)
学校法人昭和医科大学理事、神戸女学院大学 名誉教授
専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。
主著に『ためらいの倫理学』『レヴィナスと愛の現象学』『日本辺境論』『私家版・ユダヤ文化論』『レヴィナスの時間論』ほか多数

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