【G19202501】 スポーツファーマシストの役割はアンチドーピングだけか? 1.アスリートの栄養指導 2.運動の疾患への効果
受付終了
講座概要
講座番号 | G19202501 |
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日程 | 2025/04/19 (全2回) |
曜日 | 土 |
時間 | 18:30~20:00 |
受講料 | 2,000 円 |
申込締切日 | 2025/04/02 |
定員 | 50 名 |
会場 | オンライン |
講師 | 蜂須 貢 |
講座内容
①薬学では三大栄養素である糖、脂質、蛋白質(ペプチド、アミノ酸)の代謝やミトコンドリアなどのATP産生経路を化学として学びます。更にミネラルやビタミン類が生体のホメオスタシスに機能し、Mg2+やZn2+、ある種のビタミンの補酵素としての役割も学びます。薬剤師は栄養学としての基礎は充分です。アスリートは各種サプリメントを使いますが、その機能は薬理学を学んだ薬剤師は簡単に理解できます。また、CYP3A4阻害を代表とする食品と医薬品の相互作用は薬剤師の領域です。これらの話を東京オリンピックの重量挙げの山本俊樹選手の栄養指導の経験を交えながらお話します。
②運動には有酸素運動とレジスタンス運動(筋トレ)があります。有酸素運動ではエネルギー消費とミトコンドリア機能の活性化を、レジスタンス運動では壊れた筋肉の修復が目的ですが、マイオカインといわれる各種ホルモンを分泌します。運動の糖尿病や高脂血症への効果は一般的に受け入れられ、更に心循環器系に対しても良い効果があることは薬剤師にとって想像に難くない。また、ストレッチだけでも血管が伸ばされ内皮細胞からNOが放出され末梢循環が良くなることも説明されれば簡単に理解できると思います。更に、認知症やうつ病、がんなどにも運動が効果を示すメカニズムについてお話します。
講座スケジュール
回 | 日程 | 時間 | 内容 | 講師 |
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1 | 2025/04/12(土) | 18:30~20:00 | 薬剤師だからできるアスリートの栄養指導:栄養とサプリメント+食品と医薬品の相互作用 | 蜂須 貢 |
2 | 2025/04/19(土) | 18:30~20:00 | 薬剤師だから話せる運動の疾患への効果:Exercise is medicine | 蜂須 貢 |
備考
認定単位:昭和医科大学薬学部薬剤師生涯研修認定 2単位
申込方法:右上の申込フォームにアクセス、必要事項を入力の上、
2025年4月2日(水)までに登録して下さい(先着順)。
●参加募集定員に達し次第、申込受付を終了させていただきますので予めご了承下さい。
●登録が完了しますと、指定いただきましたメールアドレスに、事務局より受講料振込みのご案内等を
送信させていただきます。受信後10日以内のお振込みをお願いいたします。
●振込後欠席される場合、または欠席された場合、受講料の返金はいたしかねますので予めご了承下さい。
お問合せ先
E-mail:kensyu@pharm.showa-u.ac.jp
ホームページ:https://www.showa-u.ac.jp/education/cptc_pharm/index.html
主催:昭和医科大学薬学部
共催:昭和医科大学大学院薬学研究科/昭和大学薬学部同窓会
講師紹介
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蜂須 貢 (ハチス ミツグ)
- 昭和医科大学薬学部 臨床薬学講座 薬物治療学部門 客員教授
受付終了