【2025201】 咳や肺の病気に関する温故知新  ~伝統医学・民間信仰から最新医学まで~

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講座概要

講座番号 2025201
日程 2025/09/30~11/25 (全7回)
曜日 火、土
時間 19:00~20:30 ※第3,4回は9:00~12:00
受講料 18,000 円
申込締切日 2025/09/20
定員 20 名
会場 旗の台キャンパス
講師 鈴木 慎太郎
川添 和義
仝 選甫

講座内容

医師・呼吸器病学研究者、医師・解剖生理学研究者、薬剤師・生薬研究者、伝統的中国医学医師のスペシャルメドレーで送る咳や肺の病気に関する講座です。
医学・薬学はもちろん、伝統医学・民間信仰など多数の視点から「肺」の病気を学びます。科学が発達した現代において、最新の治療薬だけがすべてなのか?
新型コロナウイルス感染症の状況を振り返れば、そうではなかったことが明白です。
医学部や薬学部の授業でも学べないことも豊富に含まれていますので、一般の方から医療従事者まで楽しめる内容です。

◆対象
・咳を生じる病気や肺の病気に対して興味がある方
・医療の進歩に関する歴史・経緯について学びたい方
・西洋医学以外の治療法について深く知りたい方

講座スケジュール

日程 時間 内容 講師
1 2025/09/30(火) 19:00~20:30 呼吸器疾患、咳を患う病態の歴史 鈴木 慎太郎
2 2025/10/07(火) 19:00~20:30 中医が教える生薬を用いた咳・呼吸器の治療 前編 仝 選甫
3 2025/10/11(土) 9:00~10:30 中医が教える生薬を用いた咳・呼吸器の治療 後編 仝 選甫
4 2025/10/11(土) 10:30~12:00 鎮咳・去痰作用のある生薬について学ぶ(昭和医科大学植物園見学) 川添 和義
5 2025/11/04(火) 19:00~20:30 呼吸器とはどのような作りと働きを備えているのか?医学部で学ぶ気管支・肺の解剖生理学 講師
6 2025/11/11(火) 19:00~20:30 咳や喘息の最新治療を学ぶ 鈴木 慎太郎
7 2025/11/25(火) 19:00~20:30 肺を丈夫にするにはどうしたらよいのか? 鈴木 慎太郎

備考

・第4回は実地研修を行いますが、荒天の場合は、日程・内容が変更になる場合があります。
・最少催行人数に達しなかった場合は、中止となる場合がありますので、ご了承ください。

教材・推奨参考図書

当日資料を配布
推奨参考図書
「図説 医学の歴史」(坂井建雄著、医学書院)
「郷愁ただよう東京の石仏」(日本石仏写真家協会編、研光新社)
「地蔵と閻魔・奪衣婆―現世・来世を見守る仏 (民衆宗教を探る)」(松崎憲三著、慶友社)
「イラストでまるわかり! 日本の神様ご利益事典」(平藤喜久子著、神宮館)
「妹の力」(柳田国男著、角川ソフィア文庫)
「疫病退散~日本の護符ベスト10」(島田裕巳著、サイゾー)

講師紹介

鈴木 慎太郎 (スズキ シンタロウ)
昭和医科大学医学部医学教育学講座 准教授
専門は呼吸器内科学(喘息)、臨床アレルギー学(食物アレルギー、アナフィラキシー)、医療民俗学。咳、喘息、呼吸器疾患、アレルギーのエキスパート。

川添 和義 (カワゾエ カズヨシ)
昭和医科大学薬学部臨床薬学講座天然医薬治療学部門 教授
昭和医科大学薬用植物園園長。漢方薬・生薬認定薬剤師。漢方薬などの天然物にルーツを持つ医薬品の適正使用や新規応用、さらにはこれまで見過ごされていた問題点の発掘と解決に向けた研究を進めている。

仝 選甫 (トン センホ)
河南中医薬大学 客員教授
中医師(中国の伝統的な医学を専門とする国家資格を有する医師)。日本中医薬研究会の専任中医学講師であり、世界中医薬学会連合会耳鼻咽喉科口腔科専門委員会副会長、「中国康復医学研究と臨床」著者であり、登録販売者。

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